東京の生活は、新しい発見の連続 〜いま大注目の麻布台ヒルズに、アメリカからの友人と一緒に訪れて〜

先日、アメリカから来た友人を麻布台ヒルズに連れて行きました。私自身も行ったことがなかったからです。

ワオ!麻布台ヒルズはまるで別世界のよう。タクシー降り場から入って最初に驚いたのは、天井の高さです。建物の天井が3階分もあり、室内にいるとは思えない開放感を感じました。この感覚は言葉では説明できません。

 

 

事前に何も調べていなかったので、何を期待して良いのか、どうやって回ればいいのか全く分かりませんでした。とにかく歩き始め、エスカレーターで地上階まで降りて外を歩くことにしました。中庭からは4つのアパートメントやマンションが見えました。面白かったのは、それぞれの建物のデザインが全く異なり、同じ建物が一つもないことです。最初に目に入ったのは大きなエルメスの看板があるお店で、3階建てほどの高さでしたが、なんとなく入りにくい雰囲気がありました。



遠くにはカルティエやディオールの看板が見え、その先にはもっと馴染みのある光景、東京タワーが見えました。ここからも東京タワーは目立つ存在です。建物の側面や屋上は庭園になっていました。友人はアメリカではこのようなエコ庭園は5年ほどで全面的に植え替えが必要になると言っていました。この施設の設計者たちが、過去の問題に対してもっとエコロジカルな解決策を見つけていることを願います。 

 

 

庭園を散策し、看板に従ってチームラボのインスタレーションに向かいました。さらに1~2階分の階段を降りると、美術館がありましたが、私たちが訪れた日は閉館。でもそのおかげで市場を見つけました。美しい食品店にはペストリーやデザート、お茶…。普通の店の2~3倍、広々とした雰囲気が感じられ天井も2階分の高さがあり、贅沢な空間でした。

 

 


その後、日本で最も美しい明治屋を見つけました。この複合施設の住民にぴったり、便利で何でも揃っていて、しかも混雑していない。最高のスーパーマーケットです。

この複合施設におけるすべての恩恵にはもちろん魅力を感じますが、個人的にはこのような高層ビルには住むというより時々訪れて、特に遠方から来る友人をもてなす際に利用したいと思います。今後チームラボと森ビルによるデジタルアートミュージアム、わずか1年で世界中から230万人を動員したという「チームラボボーダレス」の予約もしており、とても楽しみです。

東京は、このように一歩外に出るだけでエキサイティングな刺激を次から次へと与えてくれる街です。

そして、私としてはそんな喧騒から逃れた後には静かな広尾の自宅が待っていてくれることが、東京の生活の中で最も重要で嬉しいことなのです。