ドキュメンタリー映画の巨匠、スティーブン・オカザキさんをお迎えして 〜1月31日のインスタライブ〜

毎週金曜日にお届けしているインスタグラムLIVEの配信がまたやってきます。今回は特別なゲストとして、ドキュメンタリー映画界の巨匠、スティーブン・オカザキさんをお迎えします。彼の作品に触れてきた方もいらっしゃると思いますが、今回はさらに深い話が聞ける貴重な機会です。

 

スティーブン・オカザキさんのバックグラウンド

スティーブン・オカザキ
アカデミー賞受賞監督
  

日系アメリカ人のスティーブン・オカザキさんは、ドキュメンタリー映画の監督・製作者として知られています。特に日本とアメリカの歴史、そして広島や長崎の被爆者に関する深い洞察を得意とし、その作品は多くの人々に衝撃と感動を与え続けています。1991年には、広島の原爆被害を描いたドキュメンタリー映画『Days of Waiting』でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞しました。

彼が映画監督を志すきっかけとなったのは、妹さんが手がけていた広島の学校のプロジェクトです。妹さんはそのプロジェクトを途中で諦めたものの、オカザキさんは広島や被爆者の話に興味を持ち続け、広島・長崎の被爆者たちとの出会いを通じてドキュメンタリー映画制作の道に進みます。彼の作品は、歴史や社会問題を直視しながらも、深い人間ドラマを伝えるものばかりです。

 

今回のLIVEでお届けする内容

今回のインスタグラムLIVEでは、スティーブン・オカザキさんが手掛けた数々の作品についてお話を伺います。特に、彼が制作したドキュメンタリー映画「The Conscience of Nhem En」や「Hunting Tigers」の制作秘話に焦点を当てます。どちらの作品も現地での予測不可能な展開の中で生まれた作品で、ドキュメンタリーならではの生々しさとリアリティが感じられます。


 

さらに、スティーブンさんがどうしてドキュメンタリー映画に魅了されたのか、その哲学や制作過程についてもお聞きします。ドキュメンタリー映画には、時として予測できない展開が待っており、撮影中に新たな発見があったり、撮影対象者との絆が深まったりすることもあります。これらのエピソードを通じて、彼がどのように人間の本質を捉え、物語を紡いでいるのかに迫ります。

 

美学と日本への想い

また、スティーブンさんが日本に対して抱く感情や、美しさに対する考え方についても話を聞きます。彼の作品は、戦争やドラッグ問題、日系アメリカ人の歴史など。美しいとは言えないテーマも扱っているものの、そこに人間の力強さや真の美しさを見出し、映画として昇華させています。映画制作において「美しさ」がどのように重要な要素として働くのか、そして日本に対する最近の想いも聞かせていただきます。

 

最後に

スティーブン・オカザキさんは、単なる映画監督にとどまらず、画家としても素晴らしい活躍をしています。彼の絵画を拝見したことがありますが、深い感受性と美的センスが表れていました。今回のLIVEでは、映画制作の裏側だけでなく、芸術的な視点や哲学についてもお聞きできることでしょう。

金曜日のインスタグラムLIVE、スティーブン・オカザキさんとの貴重な対話をお楽しみに!

 

 

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